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1on1コーチングで使える問題解決法:本人の過去にあるものは?


一般社団法人アドラー・ビジネスマネジメント協会 リーダーのための勇気づけマネジメント 1on1コーチングで使える問題解決法:本人の過去にあるものは コラム

今回は1on1でのコーチングにおける問題解決のスキルをお伝えします。

クライアントが何かに挑戦している状況で「なかなか壁を打ち破れない…」

または「停滞してしまっている…」

そんな時に使えるスキルです。


それは「過去の成功体験をヒントにする」ということ。

ぜひ本人に、今まで何かの行動から成功した体験について聞いてみてほしいと思います。


人は成功や失敗の体験をひとつの教訓として自分の中に無意識に取り込んでいるはずなのですが、日々の生活の中で、そうした個々の教訓を忘れてしまいがちです。


コーチは相手のこの教訓を思い出させる、つまり引き出してあげてほしいのです。

それが今抱えている問題の解決へのヒントになることが多々あります。


その際には相手が現在抱えている問題と何かしら共通点のある体験を思い出してもらうことがポイントです。


例えば、いま新しいことに挑戦して悩んでいるのなら、過去に新しいことに挑戦して成功した体験を思い出してもらう。


人間関係で悩んでいるのなら、過去に人間関係でもめた時にどんな対応をしたのかを思い出してもらう。

過去の成功体験をそのまま適用できなかったとしても、それを応用できないかも考えてみる。


そうした体験に何かしら問題解決の糸口があるはずで、突破口が見えてくるはずです。


ぜひ活用してみてください。



さて、今回はスキルについてお伝えしましたが…、

注意!スキルだけでは通用しません!


職場で部下に1on1でのコーチングを実施しようにも、実はスキルだけでは機能しません。

想像してみてください。

部下に「そもそも上司との1対1での面談自体が苦痛」と思われてしまったら…。


そう思われないために、スキルの土台となる基礎固めにお勧めなオンライン講座が…



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